結婚を決めたふたりが向き合うひとつの選択肢――それが「結婚指輪を買うか、買わないか」です。
「やっぱり指輪は結婚の象徴」「ずっと身につけたい」
そんな思いから購入する人がいる一方で、「使わない」「他にお金を使いたい」という理由で指輪を選ばないカップルも増えてきました。
この記事では、実際に結婚指輪を購入した人・しなかった人、それぞれのリアルな声を紹介しながら、自分たちに合った選び方のヒントをお届けします。
結婚指輪を「購入した」派の声
1. 夫婦の実感がわいた
「指輪をつけた瞬間、『本当に夫婦になったんだな』と実感できた。ふとしたときに指輪を見るだけで安心する」(30代女性)
2. 周囲への“結婚の印”として
「仕事や友人関係で結婚していることを伝えやすい。特に職場では、指輪があることでプライベートの境界線が伝わる」(20代男性)
3. お互いの気持ちを形にしたかった
「プロポーズや式はシンプルだったけど、指輪だけはちゃんと形に残したくて選びました」(30代女性)
結婚指輪を「購入しなかった」派の声
1. 実用性を考えて
「仕事柄、指輪をつけられない。せっかく買っても使わないならもったいないと感じた」(30代男性)
2. 他に優先したい出費があった
「旅行や新居の準備にお金をかけたかった。お互い指輪にこだわりがなかったので納得してスルー」(20代女性)
3. 気持ちだけで十分
「形じゃなくて心が大事。毎日一緒に過ごしているだけで十分という結論に落ち着いた」(40代男性)
指輪を「買ってよかった」と感じる瞬間
- ふとしたときに“家族”である実感が湧く
- 節目の記念として長く残る
- 喧嘩しても指輪を見ると落ち着く
「お守りのように感じる」と話す人も多く、精神的な支えや象徴としての役割を感じているようです。
購入しなかった人が後悔するケースとは?
- まわりから「なぜつけていないの?」と聞かれる
- 年齢を重ねて“形として残しておけばよかった”と思う
- 何かの記念に欲しくなる
一方で、「なくてもまったく困らない」「写真や記念品で代用した」と、全く後悔しないカップルも少なくありません。
後悔しないための選び方
1. ふたりの価値観を確認する
どちらかだけが強く欲している場合は、その想いを丁寧に話し合うことが大切です。
2. 費用やデザインの“妥協案”も検討
高価なジュエリーでなくてもOK。手作り、シンプルな素材、記念日買いなどの工夫で実現可能です。
3. 無理に決めず「保留」もアリ
今は買わないけど、記念日に改めて検討するという選択肢もあります。
まとめ
結婚指輪は、買っても買わなくても“正解”です。
大切なのは、ふたりが納得した形で“夫婦のかたち”を選んでいるかどうか。
見た目や形式にとらわれず、ふたりだけの気持ちの結び目をどこに置くか。
その視点で選べば、結婚指輪という存在があってもなくても、きっと温かな夫婦関係は築けるはずです。