結婚式はやる?やらない?実例から見る選択の理由

人生の節目とも言える「結婚式」。

しかし最近は、式を挙げずに入籍だけするカップルも増えています。

「費用がかかる」「準備が大変」「写真だけで十分」…など、さまざまな理由から“結婚式をしない選択”をする人もいれば、「やって良かった」「一生の思い出になった」という声も根強くあります。

今回は、実際に結婚式を“やった”人・“やらなかった”人それぞれの体験談から、後悔しない選択のヒントを探ってみましょう。

結婚式を「やった」カップルの声

1. 両親に感謝を伝える場として

「派手な式には興味がなかったけど、親に『ありがとう』を言える機会は今しかないと思って挙げました。家族にとっても大切な時間になりました。」(30代女性)

2. 思い出が形になってよかった

「準備は大変だったけど、写真やムービーを見返すと、やっぱりやってよかったと感じます。年を重ねるほど、記念の価値が増す気がする。」(20代男性)

3. 親族や友人に報告できた安心感

「式を通じて、きちんと『夫婦になった』という実感が湧いたし、周囲に正式に報告できたのも良かった点です。」(30代女性)

結婚式を「やらなかった」カップルの声

1. 費用面の優先順位を考えて

「新婚旅行や新生活の費用を優先したかったので、式はせず、フォトウェディングだけにしました。」(20代女性)

2. シンプルで自分たちらしい選択

「人前に出るのが苦手だし、形式にこだわりたくなかった。ふたりだけでの旅行と記念写真のほうが気持ち的にしっくりきた。」(30代男性)

3. 時間や準備に余裕がなかった

「妊娠中で準備が難しかったのと、仕事も忙しくて…。今は子育てが落ち着いたら、家族写真を撮ろうと考えています。」(30代女性)

結婚式を“やってよかった”と感じるポイント

  • 両親や家族に感謝を伝えられた
  • 自分たちのけじめになった
  • 一生の思い出ができた

「面倒だったけど、終わってみたら良い思い出に変わった」と話す人も多く、時間が経つほど価値が増すイベントでもあるようです。

“やらなくてよかった”と感じる理由

  • 費用と手間を抑えられた
  • ふたりにとって納得のいく選択ができた
  • 写真や食事会など、別の形で思い出を作れた

他人に流されず、自分たちのスタイルを大事にしたいという考えが、満足感につながっているようです。

選ぶときのポイント

  • 両家の意向を早めに確認
  • ふたりの価値観と予算をすり合わせる
  • 「やらない」と決めた場合でも、写真やお祝いの場など代替案を考えておく

「やる・やらない」の二択ではなく、“どんな形でふたりの門出を記念するか”を話し合うことが大切です。

まとめ

結婚式を挙げるかどうかは、正解のない選択です。

大切なのは、ふたりが納得し、後悔のないかたちを選ぶこと

実際の体験談からもわかるように、「やってよかった」も「やらなくてよかった」も、どちらも立派な選択です。

迷ったときは、自分たちがどんな結婚生活を歩みたいかを考えるところから始めてみましょう。