結婚生活がスタートしてから、意外と多くの夫婦がぶつかるのが「家事分担」の問題です。
「私ばっかりやってない？」「頼んでも後回しにされる」「やり方が気になる」…そんなモヤモヤが溜まり続けると、夫婦関係にもヒビが入りかねません。
では、どうすれば“揉めない家事分担”ができるのでしょうか？
この記事では、夫婦が納得できる家事分担のルール作りと、日々のストレスを減らすための具体的な工夫を解説します。
1. 「察してほしい」はNG。言語化が大切
最も多いすれ違いの原因が、「やってくれると思ったのに…」という期待のズレ。
相手に求めることは、はっきりと言葉で伝えましょう。たとえば、「洗濯は週3回お願いしたい」「ご飯を炊くのは毎日交代で」など、明確に言語化することが、誤解を防ぐ第一歩です。
2. 曖昧な“役割分担”より、リスト化が効果的
「家事を半分ずつやろう」は、実はかなり曖昧なルール。
洗濯、掃除、ゴミ出し、料理、買い物、風呂掃除、トイレ掃除…
それぞれの作業をリスト化し、「どちらが、どの頻度でやるか」を見える化すると、互いの認識にズレが生まれにくくなります。
3. 得意・不得意で分けるのもアリ
「料理が得意だから担当したい」「掃除は苦手だけどゴミ出しならできる」など、それぞれの得意・不得意に合わせて分担することで、効率もストレスも軽減されます。
お互いに“無理せず続けられること”をベースにするのがコツです。
4. 「完璧」を求めすぎない
相手の家事のやり方に対して、「もっと丁寧にしてほしい」と感じることもあるかもしれません。
でも、“やってくれている”こと自体に感謝を向けることが大切です。
仕上がりの差はあって当たり前。完璧さを求めすぎると、相手のやる気を削いでしまう原因にもなります。
5. 定期的な「振り返り」を取り入れる
家事分担のルールは、一度決めたら終わりではなく、定期的な見直しが必要です。
生活リズムや仕事量の変化に応じて、「今の分担、つらくない？」と話し合う習慣を作ると、自然と協力体制が整っていきます。
月に1回の“家事会議”など、ルーティン化してもよいでしょう。
6. ありがとうを忘れない
どんなに役割を決めても、やってもらうことが当たり前になると関係は冷えがち。
「ありがとう」「助かったよ」といった感謝の一言があるだけで、日々の家事はぐっと前向きに変わります。
まとめ
家事分担は、生活を支える共同作業。だからこそ、「協力する姿勢」と「話し合い」が何より大切です。
揉めないルール作りのコツは、見える化・柔軟性・感謝の習慣。
完璧でなくて大丈夫。ふたりが心地よく続けられるスタイルを一緒に見つけていきましょう。
