子どもができた後のスキンシップ事情

「赤ちゃんが生まれて幸せいっぱい!」――それは間違いありません。

でも、育児と家事に追われる毎日の中で、ふと気づくのです。「あれ?最近、パートナーと手をつないでないかも」「ハグやキスなんて、いつ以来だろう?」

子どもができた後のスキンシップは、意識しないとどんどん減ってしまうもの。でも、それは決して“冷めた”ということではなく、環境の変化による自然な流れでもあります。

この記事では、出産・育児後に夫婦のスキンシップがどう変化するのか、そして関係を維持するためにできる工夫についてお伝えします。

なぜスキンシップが減るのか?

子どもが生まれると、夫婦関係にいくつかの変化が訪れます:

  • 睡眠不足・体力の低下で余裕がなくなる
  • 育児中心の生活になり、夫婦の時間が減る
  • 身体的な変化(産後の回復、ホルモンバランスの乱れ)が影響
  • 「子どもの前では触れ合うのが恥ずかしい」と感じる

これらはすべて、自然でよくあること。「触れ合いたくないわけじゃないのに、できない」というジレンマに悩む夫婦も少なくありません。

スキンシップの“カタチ”を見直してみよう

出産前と同じスキンシップを求めるのは、難しいかもしれません。

でも、形を変えてでもつながることはできるのです。

1. 「ありがとう」にそっと触れる

食器を洗ってくれたとき、「ありがとう」と一言添えて背中をポン。言葉と触れ合いのセットは、思った以上に心が通じ合うきっかけになります。

2. 一緒にソファでくつろぐ時間を

テレビを見ながら隣に座るだけでも、身体が近いことで安心感が生まれます。手をつないだり、足が少し触れるだけでも効果的です。

3. 子どもが寝た後に「大人の時間」を

短時間でも良いので、夫婦だけの会話やスキンシップの時間を確保しましょう。夜のティータイムや、小さなマッサージなども◎。

ママ・パパそれぞれの本音

ママ側の声:

「体が疲れていて、正直スキンシップどころじゃない。でも、拒否してばかりだと申し訳ない気持ちにもなる…」

パパ側の声:

「子どもができて嬉しいけど、パートナーとの関係が希薄になって寂しい。求めると嫌がられそうで言えない…」

こうした声からわかるのは、どちらも悪気はなく、でもすれ違ってしまうという現実。

すれ違いを防ぐためにできること

  • 「今は余裕がない」と伝えるだけでもOK
    無言よりも、心の状態を伝えることが大事です。
  • 小さな触れ合いを日常化する
    ハグ、手を握る、隣に座るなど、ライトな接触から再スタート。
  • お互いの“思い込み”を解く
    「嫌われてるんじゃないか」「興味がないんじゃ…」という誤解を話し合いでほぐすこと。

まとめ

子どもができたことで、夫婦関係に変化があるのは当たり前。

でも、“触れ合うこと”は、お互いを大切に思っている証でもあり、言葉以上の信頼のメッセージでもあります。

完璧を目指さず、「今できるスキンシップの形」を探していくこと。
それが、育児中でもふたりの心をつなぎ直す近道になるのかもしれません。