「結婚したい!」と思ったとき、まず気になるのが「どんな手続きが必要なの?」という疑問。
恋人から夫婦になるには、法的な手続きや各種変更届など、思っている以上にやることがたくさんあります。
この記事では、入籍前から結婚後までに必要な手続きと、そのスケジュールをわかりやすく解説します。
段取りをしっかり把握しておくことで、余裕のある準備と安心した新生活のスタートが可能になりますよ。
入籍前にやるべき手続き・準備
1. 結婚日(入籍日)の決定
記念日や語呂の良い日、縁起の良い日を選ぶ人も多く、大安・仏滅など六曜を参考にするカップルも。
2. 婚姻届の準備
- 婚姻届用紙(役所でもらえる・ネットでダウンロードも可)
- 証人2名の署名(成人であれば誰でも可)
- 本人確認書類(運転免許証など)
3. 親への報告・挨拶
正式な入籍の前には、両家への挨拶・報告を済ませるのがマナー。
4. 引っ越しの検討(同居する場合)
物件探し・契約・ライフライン(電気・ガス・水道)の手続きなどは早めに動くのがおすすめです。
入籍当日に必要なこと
1. 婚姻届の提出
- 提出先は、どちらかの本籍地または所在地の市区町村役場
- 24時間受付可能(夜間や休日は時間外窓口で対応)
2. 戸籍の変更確認
入籍後、本籍地が変更になる場合は戸籍謄本が必要になることも。
入籍後に必要な主な手続き一覧
1. 氏名・住所変更手続き
- 運転免許証の氏名・住所変更(警察署または運転免許センター)
- マイナンバーカード(市区町村役所)
- 銀行口座の名義変更
- クレジットカード・保険などの名義変更
2. 健康保険・年金の切り替え
会社員の場合は会社経由で変更を。
扶養に入る場合は「健康保険被扶養者(異動)届」の提出が必要です。
3. 会社への報告
社内規定に従って、結婚届の提出や氏名変更の手続きが必要です。
4. パスポートの氏名変更
海外旅行を予定している場合は早めの手続きを。
5. 印鑑登録の変更(必要な場合)
旧姓で登録していた場合、新姓での登録が必要になります。
スケジュール例:結婚準備〜入籍後3ヶ月の流れ
【3ヶ月前〜】
- 結婚の意思確認、両親への報告・顔合わせ
- 結婚式の有無を検討(予定がある場合は式場探しなど)
- 住まいの検討、引っ越し準備
【1ヶ月前〜】
- 婚姻届の記入・証人依頼
- 必要書類の確認(戸籍謄本など)
- 職場への報告・必要書類の確認
【入籍日】
- 婚姻届を提出(写真や記念の品を持参するカップルも)
【入籍後〜1ヶ月】
- 氏名・住所変更の届け出
- 健康保険・年金・会社関係の手続き
【2〜3ヶ月】
- 銀行・カード・パスポートなどの変更
- 挙式・披露宴をする場合は打ち合わせや準備本格化
まとめ
結婚には、法的・社会的に必要な手続きが意外と多く存在します。
だからこそ、計画的に、そしてふたりで協力して進めることが何よりも大切です。
この記事を“ふたりの準備ガイド”として活用しながら、穏やかで幸せな新生活を迎えてくださいね。